SFA・営業管理

今月の受注率はどう計算する?開始月と決着月を混ぜない比較表

今月の受注率はどう計算する?開始月と決着月を混ぜない比較表の実務ガイド。開始群と決着群の受注率表:記入メモ

SFA・営業管理 · 実務ガイド

決着月の受注割合と開始月のコホート受注率を分け、対象案件IDと未決件数を固定して計算します。 日本語で営業情報を管理する、数人から100人程度の会社の経営者と営業責任者を対象にします。

青葉商会の田中は今月の営業結果を確認します。今月に決着した10件は受注6件・失注4件で、今月開始した8件は受注2件・失注1件・未決5件です。 以下の会社・担当・記録・数値はすべて架空の教材です。

今月の受注率はどう計算する?開始月と決着月を混ぜない比較表の実務ガイド。開始群と決着群の受注率表:記入メモ

この記事でできるようになること

  • 開始群と決着群の受注率表
  • 決着受注割合60%と現時点の受注率25%を分けた記録
  • 例外と次の確認担当を残す記入票

01 / SFA・営業管理

今月の受注率はどの分母?

決着月の受注割合と開始月のコホート受注率を分け、対象案件IDと未決件数を固定して計算します。

今月の受注率はどの分母?。分母の案件群を先に決めます。
分母の案件群を先に決めます。 この図を保存 ↓

青葉商会の田中は今月の営業結果を確認します。今月に決着した10件は受注6件・失注4件で、今月開始した8件は受注2件・失注1件・未決5件です。

今月の受注6件を今月開始8件で割ると75%になりますが、違う案件群を分子と分母へ置いています。

決着月の受注割合と開始月のコホート受注率を分け、対象案件IDと未決件数を固定して計算します。 参照資料「HubSpot: Sales analytics suite」で確認した範囲は、商談履歴・金額変更・期日の移動・受注と失注を区別して読む観点。 この節の会社・担当・社内基準は架空の教材です。

ここからできること

分母の案件群を先に固定します。

この章の根拠:出典1

02 / SFA・営業管理

三つの集計をどう並べる?

今月決着の10件は決着受注割合60%、今月開始の8件は現時点の受注率25%、開始群の決着3件は決着だけなら約66.7%として記録します。

三つの集計をどう並べる?。決着と発生の群を分けます。
決着と発生の群を分けます。 この図を保存 ↓

「今月決着の10件」の入力は、受注6、失注4です。ここでは6÷(6+4)×100です。記録の判断欄には「決着受注割合60%」と残します。

「今月開始の8件」の入力は、受注2、失注1、未決5です。ここでは2÷8×100です。記録の判断欄には「現時点の受注率25%」と残します。

「開始群の決着3件」の入力は、受注2、失注1です。ここでは未決5件を除いた別の指標です。記録の判断欄には「決着だけなら約66.7%」と残します。

比較表は横に動かして全ての列を確認できます。

開始群と決着群の受注率表(架空の記入例)
対象入力記録判断理由・次の確認
今月決着の10件受注6、失注4決着受注割合60%6÷(6+4)×100です
今月開始の8件受注2、失注1、未決5現時点の受注率25%2÷8×100です
開始群の決着3件受注2、失注1決着だけなら約66.7%未決5件を除いた別の指標です
ここからできること

決着群と発生群を記します。

03 / SFA・営業管理

60%と25%は矛盾する?

60%は今月に結果が出た商談の割合、25%は今月始まった商談の現時点結果です。

60%と25%は矛盾する?。60%と25%は対象が異なります。
60%と25%は対象が異なります。 この図を保存 ↓

田中は表題へ決着月または開始月を入れ、対象IDを保存します。受注件数が同じ月に発生しても、開始月が異なれば同じコホートの分子へ入れません。

60%は今月に結果が出た商談の割合、25%は今月始まった商談の現時点結果です。約66.7%を最終受注率と言うと未決5件が消えます。観測の終了日も併記します。

受注率は数字の大小だけでは比較できません。結果が出た10件と今月始まった8件のどちらを対象にしたかを表へ書き、受注件数もそれぞれの集合から数えます。

ここからできること

60%と25%の対象を示します。

04 / SFA・営業管理

失注再開をどう数える?

失注を再開した案件は、元の決着群を変えるか新しい検討として扱うかを先に規則化します。

失注再開をどう数える?。再開と訂正の規則を確認します。
再開と訂正の規則を確認します。 この図を保存 ↓

失注を再開した案件は、元の決着群を変えるか新しい検討として扱うかを先に規則化します。結果の変更があったときは当時の集計と訂正版を分けます。

件数が少ない架空例であり、担当や施策の優劣を証明しません。期間、商品、顧客条件をそろえた観測なしに率の差を成果へ読み替えません。

田中は再開を新しい計画か同じ計画かで判定する規則を置きます。結果が訂正された場合も案件IDの履歴を残し、過去の確定表をいつ更新したか記録します。

ここからできること

田中が再開と結果訂正の版を分けます。

05 / SFA・営業管理

案件IDと式を照合するには?

高橋は分子の受注IDが分母の案件群に含まれるか確認します。

案件IDと式を照合するには?。分子のIDが同じ群か照合します。
分子のIDが同じ群か照合します。 この図を保存 ↓

田中が二つの対象一覧を作り、佐藤は未決5件の状態を確認します。来月は今月開始群を同じIDで追い、当初8件という分母を保ちます。

今月受注6件÷今月開始8件のような異なる群の式がないか検算します。件数ゼロの群は率0%ではなく算出不可とし、件数も一緒に示します。

高橋は分子の受注IDが分母の案件群に含まれるか確認します。6件の受注を8件の新規群で割る誤集計を見つけたら、同じ群の2件へ直し、対象期間と観測末日も訂正します。

ここからできること

高橋が分子のIDを照合します。

06 / SFA・営業管理

開始群と決着群の受注率表で次の確認を決める

分母を決着群か発生群か先に選びます。

開始群と決着群の受注率表で次の確認を決める。観測末日と未決の数を残します。
観測末日と未決の数を残します。 この図を保存 ↓

分母を決着群か発生群か先に選びます。今月のという言葉だけで対象を定義せず、条件と観測末日を見出しへ置きます。

未決5件を残した発生群の25%は現時点の結果です。決着済みだけの約66.7%を最終結果とは呼びません。

田中は案件IDの集合を保存し、高橋は式を検算します。結果の訂正は版として残し、同じ条件の表同士で変化を読みます。

ここからできること

観測末日と未決五件を残します。

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