営業エリアを替えたら既存商談は?移管日と進行案件の担当表

SFA・営業管理 · 実務ガイド
地域移管の対象を会社担当・進行案件・約束済み活動に分け、移管日と例外の継続担当を引継ぎ表へ記します。 日本語で営業情報を管理する、数人から100人程度の会社の経営者と営業責任者を対象にします。
青葉商会は静岡エリアを佐藤から高橋へ移管します。森製作のD41は見積中、橋工業のD42は来週に佐藤の技術訪問が予定されています。 以下の会社・担当・記録・数値はすべて架空の教材です。

この記事でできるようになること
- エリア移管の進行商談引継ぎ票
- 10月15日に高橋へ移管と10月15日から高橋を分けた記録
- 例外と次の確認担当を残す記入票
01 / SFA・営業管理
地域担当を一括で替えてよい?
地域移管の対象を会社担当・進行案件・約束済み活動に分け、移管日と例外の継続担当を引継ぎ表へ記します。

青葉商会は静岡エリアを佐藤から高橋へ移管します。森製作のD41は見積中、橋工業のD42は来週に佐藤の技術訪問が予定されています。
地域の顧客担当を一括変更すると、約束済みの訪問や見積の説明担当まで予定なしに替わります。
地域移管の対象を会社担当・進行案件・約束済み活動に分け、移管日と例外の継続担当を引継ぎ表へ記します。 参照資料「HubSpot: Assign and rotate record owners」で確認した範囲は、対象記録の所有者を割り当てる概念。 この節の会社・担当・社内基準は架空の教材です。
地域変更と残る仕事を一覧にします。
この章の根拠:出典1
02 / SFA・営業管理
二社の案件と訪問をどう分ける?
森製作G40とD41は10月15日に高橋へ移管、橋工業G41の会社担当は10月15日から高橋、D42の技術訪問は今回は佐藤が継続として記録します。

「森製作G40とD41」の入力は、見積説明が未実施です。ここでは見積の前提と次回確認を渡します。記録の判断欄には「10月15日に高橋へ移管」と残します。
「橋工業G41の会社担当」の入力は、通常の窓口を変更です。ここでは顧客への説明方法を確認します。記録の判断欄には「10月15日から高橋」と残します。
「D42の技術訪問」の入力は、10月18日に佐藤が予定済みです。ここでは訪問後の結果を高橋へ引き継ぎます。記録の判断欄には「今回は佐藤が継続」と残します。
比較表は横に動かして全ての列を確認できます。
| 対象 | 入力記録 | 判断 | 理由・次の確認 |
|---|---|---|---|
| 森製作G40とD41 | 見積説明が未実施 | 10月15日に高橋へ移管 | 見積の前提と次回確認を渡します |
| 橋工業G41の会社担当 | 通常の窓口を変更 | 10月15日から高橋 | 顧客への説明方法を確認します |
| D42の技術訪問 | 10月18日に佐藤が予定済み | 今回は佐藤が継続 | 訪問後の結果を高橋へ引き継ぎます |
15日と18日の役割を記します。
03 / SFA・営業管理
同日移管と区切り後移管の違いは?
全件を同日移管する方式は一覧が単純でも約束の変更が必要です。

田中は地域割当の変更日と案件の引受日を分けます。佐藤が継続するD42は例外期間を訪問結果の引継ぎまでとし、無期限の担当重複にしません。
全件を同日移管する方式は一覧が単純でも約束の変更が必要です。進行活動を区切りまで旧担当が持つ方式では、旧担当と新担当の役割と終了条件を明記します。
地域の新担当は高橋でも、D42の10月18日訪問を佐藤が続ける期間があります。顧客の所有者と今回の活動担当を分けると、移管日の一括更新で約束を消さずに済みます。
同日移管と区切り後移管を比較します。
04 / SFA・営業管理
旧担当が訪問できなくなったら?
旧担当が予定を実施できなくなった場合は継続例外を見直します。

旧担当が予定を実施できなくなった場合は継続例外を見直します。高橋が条件を引き受けられるかを確認し、訪問担当の変更を顧客へどう説明するかを決めます。
地域移管は担当の整理であり、既存の対外的な約束を自動で変更する操作ではありません。引受可能な範囲を確認してから担当記録へ反映します。
田中は旧担当が継続できない理由と残る確認を受け取り、高橋が引き受ける内容を確かめます。予定の変更が必要でも顧客への説明が済んだと推定せず、社内の確認担当を置きます。
高橋の引受を田中が再確認します。
05 / SFA・営業管理
移管後の一覧と予定を照合するには?
高橋は移管後の案件一覧と訪問予定から、D41の次回見積とD42の継続期限を説明します。

田中が二社二案件の対象表を作り、佐藤は見積根拠、高橋は引受範囲を確認します。10月18日の訪問結果を渡した時点でD42の継続例外を閉じます。
高橋の一覧にD41と会社窓口が見え、佐藤の訪問予定D42が消えていないか確認します。移管後の新規相談が旧担当へ戻るルールも点検します。
高橋は移管後の案件一覧と訪問予定から、D41の次回見積とD42の継続期限を説明します。誤って全予定を移した場合は個別の引受状態を確認し、担当と予定の版を訂正します。
高橋が移管後の案件を説明します。
06 / SFA・営業管理
エリア移管の進行商談引継ぎ票で次の確認を決める
移管する会社だけでなく進行案件と予定を一覧にします。

移管する会社だけでなく進行案件と予定を一覧にします。10月15日の地域変更と、18日の訪問の区切りを別に記入します。
一括の同日移管と区切り後の移管を比べます。採用した継続例外には終了条件と報告先を置きます。
田中は残る予定を点検し、高橋は引受内容を説明します。旧担当が持つ仕事が見えなくならない状態で移管を進めます。
旧担当の継続期限を残します。
仕事の流れから、顧客との接点まで。
一体で見直す、最初の一歩を。


