CRM・顧客管理

CRMの一覧に項目が多すぎる?訪問準備と集計の表示を分ける方法

CRMの一覧に項目が多すぎる?訪問準備と集計の表示を分ける方法の実務ガイド。判断目的別のCRM表示設計票:記入メモ

CRM・顧客理解 · 実務ガイド

一覧で終えたい判断を先に決め、訪問準備と管理確認の二つの表示を同じ元記録から作ります。 日本語で営業情報を管理する、数人から100人程度の会社の経営者と営業責任者を対象にします。

青葉商会の佐藤は訪問前にCRMで次の質問を探しますが、年間取引額や登録経路など30列が並んでいます。田中は月次の確認不足件数を同じ一覧で集計しています。 以下の会社・担当・記録・数値はすべて架空の教材です。

CRMの一覧に項目が多すぎる?訪問準備と集計の表示を分ける方法の実務ガイド。判断目的別のCRM表示設計票:記入メモ

この記事でできるようになること

  • 判断目的別のCRM表示設計票
  • 佐藤が質問を決めると田中が確認先を決めるを分けた記録
  • 例外と次の確認担当を残す記入票

01 / CRM・顧客理解

30列を全員が読む必要はある?

一覧で終えたい判断を先に決め、訪問準備と管理確認の二つの表示を同じ元記録から作ります。

30列を全員が読む必要はある?。一覧の用途を先に決めます。
一覧の用途を先に決めます。 この図を保存 ↓

青葉商会の佐藤は訪問前にCRMで次の質問を探しますが、年間取引額や登録経路など30列が並んでいます。田中は月次の確認不足件数を同じ一覧で集計しています。

全員に同じ画面を見せると、訪問準備に必要な情報が横に隠れ、経営報告には備考だけが増えます。

一覧で終えたい判断を先に決め、訪問準備と管理確認の二つの表示を同じ元記録から作ります。 参照資料「HubSpot: Create and manage saved views」で確認した範囲は、絞込み条件・表示列・並び順を用途ごとに保存する概念。 この節の会社・担当・社内基準は架空の教材です。

ここからできること

二つの一覧の判断目的を決めます。

この章の根拠:出典1

02 / CRM・顧客理解

二つの表示で何を判断する?

訪問準備の表示は佐藤が質問を決める、管理確認の表示は田中が確認先を決める、共通の元記録は一つの値を共有として記録します。

二つの表示で何を判断する?。列と絞込み条件を用途へ合わせます。
列と絞込み条件を用途へ合わせます。 この図を保存 ↓

「訪問準備の表示」の入力は、森製作・岡・次回質問・確認期限です。ここでは取引額の列は必要時に開きます。記録の判断欄には「佐藤が質問を決める」と残します。

「管理確認の表示」の入力は、顧客ID・担当・未確認項目・期限です。ここでは面談の全文は詳細へ戻します。記録の判断欄には「田中が確認先を決める」と残します。

「共通の元記録」の入力は、会社G20と商談D20です。ここでは表示を分けても別台帳を作りません。記録の判断欄には「一つの値を共有」と残します。

比較表は横に動かして全ての列を確認できます。

判断目的別のCRM表示設計票(架空の記入例)
対象入力記録判断理由・次の確認
訪問準備の表示森製作・岡・次回質問・確認期限佐藤が質問を決める取引額の列は必要時に開きます
管理確認の表示顧客ID・担当・未確認項目・期限田中が確認先を決める面談の全文は詳細へ戻します
共通の元記録会社G20と商談D20一つの値を共有表示を分けても別台帳を作りません
ここからできること

用途と絞込み条件を一覧名へ記します。

03 / CRM・顧客理解

表示を分けると情報が二重になる?

列を消すことと情報を削除することは違います。

表示を分けると情報が二重になる?。同じ原記録の見せ方を分けます。
同じ原記録の見せ方を分けます。 この図を保存 ↓

田中は一覧へ置く指標を三つに絞ります。未確認件数、期限超過、担当未設定です。佐藤には訪問先と次回質問を先に並べ、各表示の絞込み条件も名前に含めます。

列を消すことと情報を削除することは違います。訪問用から金額を隠しても元の案件には残します。別ファイルへコピーする方式では、更新された次回質問が片方に届かなくなります。

保存する一覧は新しい台帳ではなく同じ記録の見せ方です。訪問用と管理用で別ファイルを更新し合う方式を避けると、D20の次回質問が一つの原記録へ戻ります。

ここからできること

原記録とコピー方式を比べます。

04 / CRM・顧客理解

未割当が見えなくなる条件は?

担当未設定の顧客を自分の顧客だけの表示へ入れると見えなくなります。

未割当が見えなくなる条件は?。未割当を管理表示へ含めます。
未割当を管理表示へ含めます。 この図を保存 ↓

担当未設定の顧客を自分の顧客だけの表示へ入れると見えなくなります。管理表示には未割当の受け皿を含め、権限不足で見えない記録と対象外記録を混同しません。

本稿は管理表示の設計例であり、特定のCRMの画面や権限機能が使えることを保証しません。実画面の操作と見える範囲は採用する製品で確認します。

田中は未割当を含む条件を管理表示へ追加します。閲覧権限の不足で見えない場合は絞込みを変えて解決したことにせず、必要な参照範囲を責任者へ確認します。

ここからできること

田中が未割当の受け皿を含めます。

05 / CRM・顧客理解

同じ記録に戻れるか試すには?

高橋は訪問用からD20の原記録を開き、田中は管理用から同じIDへ戻ります。

同じ記録に戻れるか試すには?。二つの表示から同じIDへ戻ります。
二つの表示から同じIDへ戻ります。 この図を保存 ↓

田中が二つの表示条件を紙に記し、佐藤が森製作の次回質問を一つ選べるか試します。管理表示では未割当一件を入れて確認担当が決まるかを試験します。

同じD20の次回質問を変更したとき、二つの表示から同じ内容へ戻れるか確認します。表示の件数が違う理由は条件欄で説明できるようにします。

高橋は訪問用からD20の原記録を開き、田中は管理用から同じIDへ戻ります。次回質問を一度変更して両方で一致するか試し、複製された値が残る一覧は運用を見直します。

ここからできること

高橋と田中が同じD20へ戻ります。

06 / CRM・顧客理解

判断目的別のCRM表示設計票で次の確認を決める

訪問準備と管理確認の二つの判断を決めてから列を選びます。

判断目的別のCRM表示設計票で次の確認を決める。表示の条件と確認対象を残します。
表示の条件と確認対象を残します。 この図を保存 ↓

訪問準備と管理確認の二つの判断を決めてから列を選びます。30列すべてを読む作業を、必要な列から原記録へ戻る作業へ変えます。

一覧の名前に用途と対象条件を含めます。担当が自分だけの表示と未割当を含む表示を混同しないことが大切です。

高橋と田中が同じIDへ戻れることを確認します。管理表示に未割当が残るなら、訪問用で省いた情報の確認も引き継げます。

ここからできること

次回質問が二表示で一致するか試します。

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