保守の終了日は注文日から数える?設備ごとの起算日と対象範囲の期限表

CRM・顧客継続 · 実務ガイド
保守期限は顧客と設備のIDごとに、確認した資料の開始日・終了日・対象範囲を記録します。注文日を起算日へ置き換えず、未確認の設備は期限を推定せず確認担当へ回します。 日本語で営業情報を管理する、数人から100人程度の会社の経営者と営業責任者を対象にします。
32人の設備卸・青葉商会の佐藤は、森製作が持つ三台の設備の保守期限をCRMへ整理しています。田中が持つ契約記録では、A26は2026年10月14日終了、B26は2027年9月30日終了、C26は起算条件が未確認です。中村は次の問い合わせをどの設備として受けるか分かる表を求めています。 以下の会社・担当・記録・数値はすべて架空の教材です。

この記事でできるようになること
- 設備別の保守期間・期限確認表
- 終了が近い設備として確認と別の終了日として維持を分けた記録
- 例外と次の確認担当を残す記入票
01 / CRM・顧客継続
注文日を起算日にしてよい?
保守期限は顧客と設備のIDごとに、確認した資料の開始日・終了日・対象範囲を記録します。注文日を起算日へ置き換えず、未確認の設備は期限を推定せず確認担当へ回します。

32人の設備卸・青葉商会の佐藤は、森製作が持つ三台の設備の保守期限をCRMへ整理しています。田中が持つ契約記録では、A26は2026年10月14日終了、B26は2027年9月30日終了、C26は起算条件が未確認です。中村は次の問い合わせをどの設備として受けるか分かる表を求めています。
注文日から一律一年を足すと、設置後の確認から始まる契約と、購入済みでも未稼働の設備が混ざります。会社全体へ一つの期限を付けると、A26の期限が近いことやC26の未確認がB26の長い期間の陰へ隠れます。
保守期限は顧客と設備のIDごとに、確認した資料の開始日・終了日・対象範囲を記録します。注文日を起算日へ置き換えず、未確認の設備は期限を推定せず確認担当へ回します。 参照資料「Microsoft Learn: Customer agreements overview」で確認した範囲は、保守等のサービスを詳細、頻度、日付範囲と関連づけて記録する概念。 この節の会社・担当・社内基準は架空の教材です。
田中は契約の期間欄と設備明細を確認します。
この章の根拠:出典1
02 / CRM・顧客継続
三設備の期間と範囲をどう並べる?
設備A26は終了が近い設備として確認、設備B26は別の終了日として維持、設備C26は期限の登録は確認待ちとして記録します。

「設備A26」の入力は、契約期間2025年10月15日〜2026年10月14日、点検対象です。ここでは注文日は2025年10月10日ですが契約で確認した期間を使います。記録の判断欄には「終了が近い設備として確認」と残します。
「設備B26」の入力は、契約期間2026年10月1日〜2027年9月30日、点検対象です。ここでは設置日の2026年9月20日とは別欄で管理します。記録の判断欄には「別の終了日として維持」と残します。
「設備C26」の入力は、2026年10月1日注文、未稼働、起算条件未確認です。ここでは注文日から一年を足して終了を確定させません。記録の判断欄には「期限の登録は確認待ち」と残します。
比較表は横に動かして全ての列を確認できます。
| 対象 | 入力記録 | 判断 | 理由・次の確認 |
|---|---|---|---|
| 設備A26 | 契約期間2025年10月15日〜2026年10月14日、点検対象 | 終了が近い設備として確認 | 注文日は2025年10月10日ですが契約で確認した期間を使います |
| 設備B26 | 契約期間2026年10月1日〜2027年9月30日、点検対象 | 別の終了日として維持 | 設置日の2026年9月20日とは別欄で管理します |
| 設備C26 | 2026年10月1日注文、未稼働、起算条件未確認 | 期限の登録は確認待ち | 注文日から一年を足して終了を確定させません |
三設備へ開始と終了と範囲を記します。
03 / CRM・顧客継続
4日と355日は何の日数?
確認基準日を2026年10月10日とすると、A26の終了日との差は10月14日−10月10日で4暦日です。

準備では田中が契約の期間欄と対象設備の明細を取り寄せ、佐藤が森製作の会社IDへ設備IDを結びます。設置日、保守開始日、終了日、対象作業、確認資料、確認日を別欄へ置きます。CRMの標準欄で足りないときも、欄の名称だけでなく何の期日かを定義します。
確認基準日を2026年10月10日とすると、A26の終了日との差は10月14日−10月10日で4暦日です。両端を含む日数ではありません。B26は同じ基準日から355暦日後です。C26は日付未確定なので、0日や一年後の値で比較へ入れません。
期日差は確認対象を選ぶ補助です。A26の残り契約が4日間だけという法律上の説明や、4日後に作業を止める命令ではありません。期限表の見出しを終了日と基準日の差にすると、包括的な残り日数という曖昧な表現を避けられます。
高橋は基準日からの期日差を検算します。
04 / CRM・顧客継続
起算条件が未確認の設備は?
C26は注文書に起算条件がないため、佐藤が契約確認担当へ資料の照合を依頼します。

C26は注文書に起算条件がないため、佐藤が契約確認担当へ資料の照合を依頼します。稼働が始まっていないという事実だけで保守未開始と決めず、どの出来事が開始条件かを確認してから開始日と終了日を記します。
4日と355日は架空の期日差の計算です。保守を受けられる法的権利や終了後の対応可否はこの計算で決めません。契約資料の内容が不明な範囲は社内の確認担当へ戻し、日付の整理と契約条件の判断を分けます。
田中はC26の契約期間を記した別紙がないか確認します。書類同士が食い違う場合は、どの設備のどの契約を対象にした資料かを確認担当へ返します。回答が出るまで期限の数値は未確定にし、次の確認期限だけを社内タスクへ置きます。
C26の起算条件を確認担当へ渡します。
05 / CRM・顧客継続
受付で設備と期限を照合できる?
高橋はA26の注文日を使わず契約の終了日から4日を再計算します。

佐藤はA26の今後の点検予定と契約期間を中村へ渡し、C26の起算確認を田中のタスクへ置きます。中村は問い合わせ受付時に設備IDと対象作業を確認できるか試します。期限の接近は契約変更や作業終了を自動で決める根拠にはしません。
田中は三設備の資料名と期間を照合し、高橋が会社一覧から設備別の期限表へ戻れるか確認します。終了が近い一台、期間が確認済みの一台、期限未確定の一台という分類が再現できることを、今回の記録整備の完了条件にします。
高橋はA26の注文日を使わず契約の終了日から4日を再計算します。開始日の誤入力が見つかったら資料の期間欄を根拠に訂正し、点検予定に影響した行を中村が照合します。元の設備IDや過去の点検履歴は保持します。
中村は設備IDで受付できるか試します。
06 / CRM・顧客継続
設備別の保守期間・期限確認表で次の確認を決める
今回作るのは会社全体の一つの期限ではなく、設備別の期間と未確認状態が読める表です。

今回作るのは会社全体の一つの期限ではなく、設備別の期間と未確認状態が読める表です。契約の対象と設備IDを対応させる作業から始めます。
期間が確認済みの設備は基準日との差を計算し、期限未確定の設備は確認待ちへ分けます。設置日や注文日を参照しても、期間の根拠資料の代わりにはしません。
田中はC26の資料確認を追い、中村は設備を特定した受付を試します。三設備の分類と根拠が再現できたら記録整備を完了にし、追加資料が届いた時点で期限表の版を更新します。
未確定の期限と次の確認担当を残します。
仕事の流れから、顧客との接点まで。
一体で見直す、最初の一歩を。


