CRM・顧客管理

顧客の規模情報が食い違うときは?対象範囲と確認日を残す方法

顧客の規模情報が食い違うときは?対象範囲と確認日を残す方法の実務ガイド。顧客属性の不一致確認表:記入メモ

CRM・顧客理解 · 実務ガイド

食い違う属性を値・範囲・確認日・出典に分解し、同じ対象だと確認できるまで一つの確定値へ統合しません。 日本語で営業情報を管理する、数人から100人程度の会社の経営者と営業責任者を対象にします。

青葉商会の田中は森製作の従業員数を、営業佐藤が40人、外部の会社情報が120人と登録していることに気付きました。対象範囲は記載されていません。 以下の会社・担当・記録・数値はすべて架空の教材です。

顧客の規模情報が食い違うときは?対象範囲と確認日を残す方法の実務ガイド。顧客属性の不一致確認表:記入メモ

この記事でできるようになること

  • 顧客属性の不一致確認表
  • 工場人数か未確認とグループ人数か未確認を分けた記録
  • 例外と次の確認担当を残す記入票

01 / CRM・顧客理解

40人と120人のどちらを採用する?

食い違う属性を値・範囲・確認日・出典に分解し、同じ対象だと確認できるまで一つの確定値へ統合しません。

40人と120人のどちらを採用する?。数字の対象範囲を先に確認します。
数字の対象範囲を先に確認します。 この図を保存 ↓

青葉商会の田中は森製作の従業員数を、営業佐藤が40人、外部の会社情報が120人と登録していることに気付きました。対象範囲は記載されていません。

大きい方を採用して顧客区分を変更すると、グループ全体の人数を単体工場の規模として使う可能性があります。

食い違う属性を値・範囲・確認日・出典に分解し、同じ対象だと確認できるまで一つの確定値へ統合しません。 参照資料「HubSpot: Default company properties」で確認した範囲は、会社名・所在地・会社担当・親会社・関連商談・従業員数という属性の区別。 この節の会社・担当・社内基準は架空の教材です。

ここからできること

40人と120人の範囲を調べます。

この章の根拠:出典1

02 / CRM・顧客理解

値の対象と出典をどう並べる?

佐藤の40人は工場人数か未確認、外部情報の120人はグループ人数か未確認、提案対象は必要なのは利用人数として記録します。

値の対象と出典をどう並べる?。値と出典と確認日を対応させます。
値と出典と確認日を対応させます。 この図を保存 ↓

「佐藤の40人」の入力は、9月面談の記憶です。ここでは面談記録へ戻って対象を確かめます。記録の判断欄には「工場人数か未確認」と残します。

「外部情報の120人」の入力は、4月時点の会社情報です。ここでは単体か連結かの記載を読みます。記録の判断欄には「グループ人数か未確認」と残します。

「提案対象」の入力は、森製作の第二工場です。ここでは会社人数とは別の欄にします。記録の判断欄には「必要なのは利用人数」と残します。

比較表は横に動かして全ての列を確認できます。

顧客属性の不一致確認表(架空の記入例)
対象入力記録判断理由・次の確認
佐藤の40人9月面談の記憶工場人数か未確認面談記録へ戻って対象を確かめます
外部情報の120人4月時点の会社情報グループ人数か未確認単体か連結かの記載を読みます
提案対象森製作の第二工場必要なのは利用人数会社人数とは別の欄にします
ここからできること

人数の対象と出典を別欄へ記します。

03 / CRM・顧客理解

会社人数と利用人数は同じ?

利用人数20人という提案条件を決める際、従業員数40人でも120人でも必要人数が自動で決まるわけではありません。

会社人数と利用人数は同じ?。会社人数と利用人数は別の分母です。
会社人数と利用人数は別の分母です。 この図を保存 ↓

田中は最新の入力者を正解にするのではなく、数字の対象を照合します。40と120が別範囲なら矛盾を消す必要はなく、全社人数と対象拠点人数の別欄へ整理できます。

利用人数20人という提案条件を決める際、従業員数40人でも120人でも必要人数が自動で決まるわけではありません。社内の顧客分類と個別提案の数量には異なる分母があります。

40人、120人、20人を一つの人数欄へ競合入力させないことが出発点です。対象拠点、グループ、今回の利用者という範囲を分けると、各数字の確認担当も異なると分かります。

ここからできること

利用者20人の根拠を分けます。

04 / CRM・顧客理解

根拠がない値は0へ直す?

元資料がなく範囲を確認できない40人は参考値として残し、確定区分の判定から外します。

根拠がない値は0へ直す?。根拠なしの値を0へ置換しません。
根拠なしの値を0へ置換しません。 この図を保存 ↓

元資料がなく範囲を確認できない40人は参考値として残し、確定区分の判定から外します。未確認を0人へ直すと小規模顧客として誤分類されるため、数値欄と確認状態を分けます。

会社規模の分類は本文の社内区分です。法令上の中小企業区分などへ人数をそのまま適用するものではなく、その定義が必要な場合は対象の原典を別に確認します。

元資料が見つからない場合は田中が40人の範囲と確認日を調べるタスクを置きます。数値を参考欄へ移す際も元の入力者と日付を残し、0へ訂正する操作とは区別します。

ここからできること

元資料がない値は参考として保留します。

05 / CRM・顧客理解

確認担当を分けて照合するには?

高橋は提案の20人が利用者数の根拠から再現できるかを確かめます。

確認担当を分けて照合するには?。分類と提案を別の根拠で照合します。
分類と提案を別の根拠で照合します。 この図を保存 ↓

佐藤が次回面談で対象工場の利用予定人数を確認し、田中が全社人数の出典を点検します。確かめる担当を分け、同じ質問を何度も顧客へ聞かないよう一覧を共有します。

40人・120人のそれぞれに対象範囲が付いているか、20人の利用数量が会社規模の分類を上書きしていないかを点検します。確認日が違う場合は古い値の使用範囲も残します。

高橋は提案の20人が利用者数の根拠から再現できるかを確かめます。顧客分類を修正したら変更に影響した人数の範囲を記し、提案数量まで自動変更していないか田中が点検します。

ここからできること

高橋が提案数量を照合します。

06 / CRM・顧客理解

顧客属性の不一致確認表で次の確認を決める

数値の横へ対象範囲、出典、確認日を記入します。

顧客属性の不一致確認表で次の確認を決める。範囲の違う人数を別欄へ残します。
範囲の違う人数を別欄へ残します。 この図を保存 ↓

数値の横へ対象範囲、出典、確認日を記入します。同じ単位の人でも分母が違えば、同じ欄の正誤比較には使いません。

会社の分類と提案の数量を別々に判断します。20人という利用条件が確認済みでも、全社人数が確認できたとみなさないことが必要です。

田中は分類の根拠を、高橋は提案の根拠を照合します。不明な範囲は未確認と残し、数値があるだけで確定にしません。

ここからできること

分類と提案の二つの根拠を残します。

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