02 / DX・業務改善
画面上の2行は、注文2件?
備考内の改行と、CSVのレコードの区切りを別に数えます。
解析後の注文と欄内の改行を別に照合する。 この図を保存 ↓O211の備考は赤,青を別梱包の後に改行し、入口で連絡と続きます。画面で2行に見えても、注文番号O211の備考は1欄で、注文は1件です。
改行を含む欄も、RFC4180の説明では引用符で囲む形式を使います。ファイルの物理的な行を数えるだけでは、備考の改行を注文の増加と取り違えます。
取込後にO211が1件であることと、備考の2行が残ることを別に確かめます。表示だけが折り返されている場合と、値そのものに改行がある場合も区別します。
ここからできること注文番号の件数と備考の改行を照合し、ファイルの見た目だけで件数を判定しないでください。
この章の根拠:出典1出典3
03 / DX・業務改善
備考に引用符そのものがあるときは?
囲み用の引用符と、原文の引用符を区別して表します。
形式の表現を変えても原文の文字を保つ。 この図を保存 ↓別の教材O212の備考を「入口で"確認"と伝える」とします。文章中の引用符を削ると、元の言い方を変えます。原文を残してCSVの表し方を確認します。
RFC4180の形では、欄内の二重引用符を2個続けて表します。CSVの備考欄は「"入口で""確認""と伝える"」となり、解析後の文字は元の文章へ戻ることを期待します。
JSONは、データを項目名と値などで表して受け渡す形式です。JSONを経由する処理では、CSVと同じ引用符の表し方をそのまま使いません。形式ごとの文字の表現と、最後に得る文章を取込担当が照合します。
架空O212の表現対比| 段階 | 備考の例 |
|---|
| 原文 | 入口で"確認"と伝える |
|---|
| CSVの欄 | "入口で""確認""と伝える" |
|---|
| 期待する取込値 | 入口で"確認"と伝える |
|---|
ここからできること引用符を含む代表例を試し、解析後の備考を原文と文字単位で比べてください。
この章の根拠:出典1出典2
04 / DX・業務改善
備考が崩れた原因はどこにある?
送付元の出力、読込、保存、表示の段階で同じ備考を追います。
元の指示を保って誤りの段階を特定する。 この図を保存 ↓原文にカンマがあるのにCSVで囲まれていないなら、送付元の出力条件を確認します。元CSVでは正しく表されているのに2欄へ分かれるなら、自社の解析処理を調べます。
読込直後は改行が残り、受注表で消えるなら保存や表示の処理を確認します。画面では1行でも再出力で改行が残る場合もあるため、表示と保存値を分けて判定します。
備考を消して列数を合わせる暫定修正は、別梱包や入口で連絡という仕事の指示を失わせます。対象注文を保留し、原文を現場へ確認できる状態で原因を直します。
ここからできること崩れが最初に起きる段階を記録し、備考を消さずに修正先を決めてください。
この章の根拠:出典1出典3
05 / DX・業務改善
直ったことを、どの例で確認する?
通常・カンマ・改行・引用符を含む例で、注文数と備考を確認します。
注文と文章の両方が保たれた結果を見る。 この図を保存 ↓修正後は特殊なO211とO212だけでなく、短い通常備考も試します。引用符の処理を直した結果、通常の文字へ余計な引用符が残っていないかを見ます。
試験表に原文、CSVの欄、取込後の備考、注文番号の件数を並べます。取込が終了したという表示だけでは、欄内の文章まで合っていると判定しません。
再出力も使う業務なら、受注表からCSVへ出し直して取り込む往復を試します。道具の組合せと形式条件が変わった場合は、前回の結果をそのまま引き継ぎません。
ここからできること代表例の原文と取込結果、再出力結果を残し、取込担当が修正を確認してください。
この章の根拠:出典1出典2出典3
06 / DX・業務改善
まとめ:CSV備考を消す前に、原文との対応を追う
特殊文字の表現と注文数を分け、照合表で修正を確かめます。
備考の指示と注文の数を保って受け渡す。 この図を保存 ↓文章中のカンマ、改行、引用符は、列や注文の区切りとは違う意味を持ちます。原文を保存し、CSVの表現と取込後の値を並べることで、何が失われたかを示せます。
注文番号の件数を確認し、画面上の行数を注文数として数えません。出力、解析、保存、表示の段階を追い、最初に崩れた箇所へ修正を依頼します。
修正後は通常と特殊文字の例を確認し、必要なら往復の受渡しも試します。記入メモには原文、形式条件、段階別の結果を残し、現場の指示を保った状態で再開します。
ここからできること備考の対比と件数をメモへ記入し、受付担当と取込担当へ確認材料を渡してください。
この章の根拠:出典1出典2出典3