顧客の健全度を色だけで判断する?利用・相談・更新条件の確認表

継続・既存顧客 · 実務ガイド
健全度は利用・支援課題・更新条件の根拠を分け、合計点と確認が必要な例外を併記します。 日本語で営業情報を管理する、数人から100人程度の会社の経営者と営業責任者を対象にします。
灯台サポートの渡辺は森製作の顧客健全度を緑と表示しています。利用回数は多い一方、苦情T51が未解決で次期予算は未確認です。 以下の会社・担当・記録・数値はすべて架空の教材です。

この記事でできるようになること
- 健全度の根拠と例外確認表
- 利用は継続と確認が必要を分けた記録
- 例外と次の確認担当を残す記入票
01 / 継続・既存顧客
緑の顧客でも確認は必要?
健全度は利用・支援課題・更新条件の根拠を分け、合計点と確認が必要な例外を併記します。

灯台サポートの渡辺は森製作の顧客健全度を緑と表示しています。利用回数は多い一方、苦情T51が未解決で次期予算は未確認です。
合計点だけで継続が安全と見ると、点数で相殺された未解決の問題を見落とします。
健全度は利用・支援課題・更新条件の根拠を分け、合計点と確認が必要な例外を併記します。 参照資料「HubSpot: Customer success health score」で確認した範囲は、顧客属性と行動を組み合わせる健全度の考え方。 この節の会社・担当・社内基準は架空の教材です。
点数の入力と例外を定義します。
この章の根拠:出典1
02 / 継続・既存顧客
利用・苦情・予算をどう分ける?
利用の記録は利用は継続、支援の課題は確認が必要、次期の条件は更新判断は保留として記録します。

「利用の記録」の入力は、週に三回点検を実施です。ここでは購入意思まで証明しません。記録の判断欄には「利用は継続」と残します。
「支援の課題」の入力は、T51が未解決です。ここでは高い利用点で打ち消しません。記録の判断欄には「確認が必要」と残します。
「次期の条件」の入力は、予算は未確認です。ここでは確認担当と日程を残します。記録の判断欄には「更新判断は保留」と残します。
比較表は横に動かして全ての列を確認できます。
| 対象 | 入力記録 | 判断 | 理由・次の確認 |
|---|---|---|---|
| 利用の記録 | 週に三回点検を実施 | 利用は継続 | 購入意思まで証明しません |
| 支援の課題 | T51が未解決 | 確認が必要 | 高い利用点で打ち消しません |
| 次期の条件 | 予算は未確認 | 更新判断は保留 | 確認担当と日程を残します |
利用と苦情と予算を記します。
03 / 継続・既存顧客
合計20点で苦情は解決する?
架空の利用30点、苦情−10点で20点になっても、苦情は解決しません。

渡辺は顧客成功指標の目的を点検継続の支援に置きます。点数に加え未解決苦情と予算未確認を別に表示し、どの行が次の確認を生むかを定義します。
架空の利用30点、苦情−10点で20点になっても、苦情は解決しません。点数は確認対象を選ぶ補助にし、緑の閾値へ入ったことを顧客の継続保証と扱いません。
この会社の20点は架空の独自基準で、継続の確率ではありません。未解決の苦情と予算の未確認は点数とは別の確認欄で表示し、良い利用実績と相殺して消さないようにします。
20点を解決の根拠にしません。
04 / 継続・既存顧客
未観測の利用を0にする?
利用データが届かない相手は利用0とせず未観測とします。

利用データが届かない相手は利用0とせず未観測とします。計測条件が異なる顧客を同じ点数で比較せず、必要な入力がそろう範囲で判定します。
健全度の重みと閾値は架空の社内案です。解約予測や成功率は検証しておらず、顧客の声と実際の利用条件を補って判断します。
石井はデータがない原因を計測停止か利用停止かで確認します。観測できないままなら点数を判定不能とし、手動で確認できた作業は別の根拠として記録します。
石井が未観測の原因を確認します。
05 / 継続・既存顧客
点数と例外を照合するには?
渡辺は緑の顧客一覧に未解決の苦情が表示されるか試します。

石井がT51の解決確認を担当し、安藤が次期予算の確認日を決めます。渡辺は点数の横に二つの確認事項を置き、次回に入力根拠を照合します。
点数が上がってもT51が消えず、確認済み予算と未確認が区別されるか点検します。成功指標の対象作業と更新判断の条件を別々に説明します。
渡辺は緑の顧客一覧に未解決の苦情が表示されるか試します。未観測を0点としていた行は状態を訂正し、計測条件が違う相手を同じ点数順位へ入れていないか点検します。
渡辺が緑の一覧の苦情を点検します。
06 / 継続・既存顧客
健全度の根拠と例外確認表で次の確認を決める
点数の対象、加点と減点、必要入力を定義します。

点数の対象、加点と減点、必要入力を定義します。苦情や予算の例外を独立した欄に残すことを先に決めます。
合計20点という数字から次の確認を省きません。利用の確認、苦情の再確認、予算の確認はそれぞれ担当へ割り振ります。
石井は観測条件を、渡辺は例外の表示を点検します。判定できる点と不明な点が並ぶ確認票として引き継ぎます。
判定不能と確認担当を残します。
仕事の流れから、顧客との接点まで。
一体で見直す、最初の一歩を。


