サービス紹介文の作り方|確認済みの資料から対象・作業・相談方法を書く

紹介文を書けない会社の窓口と制作担当へ。確認資料から下書きを作り、未確認の条件を事実担当へ戻す手順を説明します。
対象・作業・対象外・相談前の準備・次の行動を資料から書きます。未確認の地域や料金は本文へ足さず、質問として残します。
まず、誰が何を相談するサービスかを決める
最初に、紹介するサービスを一つ選び、読む人が何を確かめたいかを書きます。会社の沿革や「幅広く対応します」だけを先に書くより、誰のどの仕事について相談できるかを示すと、紹介する内容を絞れます。
庭の手入れなら、対象が家庭の庭なのか、事業所の敷地なのかで説明が変わります。この記事の架空資料で確認できる対象は「小規模事業所の敷地」です。この言葉を使い、資料にない家庭向けの対応や地域を付け足しません。
読者の用事を中心に内容をまとめる考え方は、GOV.UKの文章計画でも示されています。ここでは企業のサービス原稿に応用し、対象と相談する作業を一つの紹介文へまとめます。
対象・作業・対象外を確認資料から拾う
原稿を書く前に、根拠となる資料名と版、内容を確認する担当の役割を残します。見積書や対応範囲のメモなど、事実担当が確認した資料を使い、古い案や未確認の宣伝文とは分けてください。
拾う内容は、誰が対象か、行う作業、今回含まれない作業、相談前に用意するもの、次の行動です。サービス名から作業範囲を想像するのでなく、それぞれを資料の言葉と対応させます。
次の「庭の手入れ」は説明用の架空例です。資料は「対応範囲メモ・第1版(架空)」、事実担当は「サービス担当」です。実顧客の資料やDREEXYが提供する剪定サービスではありません。
- 対象
- 小規模事業所の敷地
- 行う作業
- 剪定と枝葉の回収
- 今回の対象外
- 伐採と高木作業は今回対象外
- 相談前の準備
- 樹木と作業場所の写真
- 次の行動
- 作業範囲を相談
確認できた内容を短い紹介文へ写す
対象と作業を最初に、対象外をその近くに、相談前の準備と次の行動を最後に置くと、読者が必要な条件を順に読めます。資料の項目をただ列挙するのでなく、誰に何を提供するのかが分かる文へつなげます。
下の紹介文は、前の資料にある内容だけを使った下書きです。対象と作業、対象外、写真の準備と相談の順に読めます。対応地域と料金は未確認なので、この文に約束として入れません。
紹介文の下書き
小規模事業所の敷地の剪定と枝葉の回収を行います。伐採と高木作業は今回対象外です。樹木と作業場所の写真を用意し、作業範囲をご相談ください。

図の内容を文章で読む
架空の庭の手入れの対応範囲メモ・第1版。事実担当はサービス担当。対象は小規模事業所の敷地、作業は剪定と枝葉の回収、伐採と高木作業は今回対象外。相談前に樹木と作業場所の写真を用意し、作業範囲を相談する。下書きは「小規模事業所の敷地の剪定と枝葉の回収を行います。伐採と高木作業は今回対象外です。樹木と作業場所の写真を用意し、作業範囲をご相談ください。」。対応地域と料金は未確認で、事実担当へ掲載できる条件の資料を質問する。会社による原稿確認と実公開も未確認。下書きだけで承認や公開を認定しない。
一文が長くなったら、作業、対象外、次の行動で文を分けます。「今回対象外です」の説明を相談先から遠くへ追いやるなど、読みやすくするために必要な条件を消すことは避けてください。
見出しは何の説明かが分かる言葉にし、リンクは押した先の用事を示します。W3Cの文章ガイドも、意味のある見出し・リンク文・画像の説明と、短く分かりやすい文を勧めています。
地域や料金が不明なら、事実担当へ質問を戻す
下書きを整える作業と、サービスの事実を決める作業は別です。資料にない地域や料金を「全国対応」「無料」などで埋めず、何をどの担当へ確認するかを具体的に書いて戻します。
庭の手入れの例では、紹介文に使える作業などは確認資料にありますが、次の条件と状態は未確認です。会社による原稿確認と実公開も、下書きがあることから推測しません。
- 対応地域
- 未確認
- 料金
- 未確認
- 会社による原稿確認
- 未確認
- 実公開
- 未確認
事実担当への質問
- 対応地域はどこまでですか。
- 掲載できる料金や見積条件はどの資料で確認できますか。
機器修理と店舗写真撮影の架空例を比べる
「相談受付メモ・第1版(架空)」と修理担当から確認する例です。相談受付は書けても、修理できる機器や対象外が未確認のまま、修理対応を保証する文にはしません。
機器修理は、種類・症状を聞いて対応できるか確認する相談受付まで書ける例です。店舗写真撮影は、サービス名以外の紹介内容と下書きが未確認の例です。二つは別サービスで、修正前後や対応完了を示しません。
行う作業
- 機器修理
- 機器の種類と症状を聞き、対応できるか確認する相談受付
- 店舗写真撮影
- 未確認
相談前の準備
- 機器修理
- 機器の種類、症状、機器の写真
- 店舗写真撮影
- 未確認
次の行動
- 機器修理
- 対応できるか相談
- 店舗写真撮影
- 未確認
紹介文の下書き
- 機器修理
- 修理の相談を受け付けます。機器の種類と症状、機器の写真を用意し、対応できるかをご相談ください。
- 店舗写真撮影
- 未確認
両サービスとも未確認の項目
- 対象
- 未確認
- 今回の対象外
- 未確認
- 対応地域
- 未確認
- 料金
- 未確認
- 会社による原稿確認
- 未確認
- 実公開
- 未確認
ここでの「対象」は具体的に対応できる機器や店舗などの範囲です。未確認を対象なし・料金0・会社確認済み・公開済みへ変えません。
事実担当への質問
- 対応できる機器と対象外は何ですか。
- 対応地域と掲載する料金条件はどの資料で確認できますか。
店舗写真撮影の架空例
「掲載候補メモ・第1版(架空)」にあるサービス名だけでは、紹介文の内容は確かめられません。対象や作業、相談方法を撮影担当へ確認します。未確認を対象なし・料金0などへ変えません。
事実担当への質問
- どのような店舗向けに、何を撮影するサービスですか。
- 撮影対象外、相談前に用意するもの、次の相談方法を教えてください。
原資料・下書き・会社確認を分けて制作担当へ渡す
制作担当へは、使った資料名と版、事実担当、紹介文の下書き、残る質問を一組で渡します。どの文がどの事実に対応するかが分かれば、制作担当が文章を短くしたり配置したりするときも、必要な条件を残せます。
会社の事実担当は内容を確かめ、制作担当は文章と掲載位置を整えます。原稿を受け取った記録、会社が内容を確認した記録、実際に掲載した記録は別です。受領しただけで会社確認済みや公開済みとしません。
原稿の版を変えたら、対象や作業、対象外、相談方法、未確認の条件を改めて照合します。変更した事実と確認する担当を残し、今回のサービス原稿へ反映します。サイト全体の制作範囲や日程を決める作業は、要件定義の説明へ進めます。
今日、一つのサービスの確認資料と質問を用意する
今日の一歩は、一つのサービスの資料を選び、対象・作業・対象外・相談前の準備・次の行動を写すことです。その内容から短い紹介文を作り、分からない地域や料金は質問として事実担当へ渡します。
返答を受けたら資料と下書きを同じ版で更新し、会社確認の範囲を残します。確認できた事実と未確認の条件を分けて制作担当へ渡せば、足りない内容を具体的に相談できます。
仕事の流れから、顧客との接点まで。
一体で見直す、最初の一歩を。


