404エラーの直し方|原因別の対処と、迷わない案内ページ

404の原因確認・案内ページ・実務ガイド
見つからないを、次の案内へ。
お客様に送った「発注前の準備ガイド」が開かない。元の下書きは残っているけれど、戻してよいのか、別ページへ送るべきなのか分からない。小さな会社では、Web担当を兼ねる人がこんな判断に迷います。
答えは、まず元の内容と公開理由を確かめ、リンク修正・復元・同じ回答への転送・本来の404を選ぶことです。見た目だけ直さず、本文のHTTP応答と探し直せる案内まで確認します。
架空の印刷会社の準備ガイドを例に、元の本文と公開理由から対処を選び、ブラウザで応答を調べる方法を説明します。内容を判断する担当と設定を変える担当を分け、直したページだけでなく、正常なページと存在しないURLまで確認する手順が分かります。
- 元の本文と公開理由から、直し方の候補を説明できる。
- Networkで本文の要求を選び、画面と応答を分けて記録できる。
- 必要な資料と判断する担当を選び、変更後にどのURLを確認するかを説明できる。

会社・ページ・資料・日付は説明用の架空例です。200・404などはHTTPの応答番号で、検索成果や修復完了の件数ではありません。変更後の期待値と実測結果は分けます。
01
404エラーとは?画面の文言と、サーバーの返事を分けます
404は「求められた場所にページが見つからない」というHTTPの応答です。画面に書かれた言葉だけで、応答番号や消えた理由は分かりません。

図の関係と条件を、テキストでも確認する
画面・本文と、HTTPの応答を分ける
URLを指定して、サーバーへ要求。
目的の回答か、「見つかりません」の案内か。
200や404。画面の言葉とは別に確認。
内容と応答が揃った正常ページの見本
ないページをないと知らせる見本
soft 404の候補。Googleによる実際の分類は未観測
200+エラー内容はsoft 404の候補。Googleの実分類と索引登録・順位は別の確認です。
URLを開くと、ブラウザはサーバーへ「このページをください」と頼みます。サーバーはページの内容と、結果を表す番号を返します。この番号がHTTPステータスコードです。200は要求が成功したとき、404は求めたものが見つからないときの応答です。出典:MDN:404 Not Found
郵便でいえば、URLは宛先、ページの本文は中身、HTTPの応答は配達結果に当たります。中身に「届きません」と書くだけでは、配達結果まで変わりません。だから、見た目と応答を両方確かめます。
| ページの内容 | HTTPの応答 | どう読むか |
|---|---|---|
| 入稿前に揃えるものが読める | 200 | 内容と応答が揃った正常ページの見本。検索への登録を保証するものではない。 |
| 見つからない案内と、探し直すリンク | 404 | ないページを、ないと知らせる見本。 |
| 目的の回答がなく「見つかりません」だけ | 200 | soft 404の候補。Googleが実際にどう分類したかは別に確認する。 |
404が出た理由は、別に調べる
リンクの打ち間違い、ページの非公開、削除、URLの移動などで、必要な内容へ届かなくなります。404は原因を全部説明する番号ではありません。元の本文、公開履歴、リンク元を見て、どこで食い違ったのかを調べます。
サイト内検索の「0件」とは分ける
検索画面がちゃんと開き、「該当する記事が0件」と知らせている状態は、存在しないURLを開いた状態とは違います。検索0件だけを理由に404へ変える必要はありません。実際の応答と、使っている検索・テーマの仕組みを確認します。出典:WordPress:テンプレートの優先順
02
404の直し方は4通り。元の内容がどこにあるかで選びます
正しい内容が別にあるならリンクを直す。意図せず消えたなら復元を検討する。永久に移したなら同じ回答へ転送する。本当にないなら、404などで知らせます。

図の関係と条件を、テキストでも確認する
内容と公開理由から、4つの対処を選ぶ
元の本文・公開履歴・リンク元・公開を止めた理由を比べる。
リンク元と正しいページ本文。リンクを掲載する担当。誤記を直した結果をまだ実測していない
公開履歴・元の本文・削除/非公開の理由。内容責任者とWeb管理担当。理由不明なら復元保留
旧新の本文と移転の記録。内容責任者と転送管理担当。実装は近隣の301記事。単に200だけでは同じ回答を証明しない
終了の判断・代替がないこと。内容責任者とWeb管理担当。404を全てホームへ転送しない。410はGoogle順位改善のための万能設定ではない
/unknown/ は原因も対応も未確定。5つ目の完了した対処に数えない。
通し例の準備ガイドは復元候補。非公開の理由が分かるまで、公開や転送を変えません。
ただし、なぜ公開を止めたのかは分かっていません。内容が古いのか、掲載してはいけない事情があるのか、単なる操作ミスなのかで、対応が変わります。営業責任者が現在も載せてよい内容かを確認するまで、公開・転送の変更は保留します。
| 確認できた条件 | 対応の候補 | 資料と判断する人 |
|---|---|---|
| リンク文字だけが誤記。正しいURLに同じ回答がある。 | リンク元を正しいURLへ直す。 | リンク元と正しいページ本文。リンク掲載担当が確認。 |
| 必要な内容が意図せず消えた可能性があり、元の本文がある。 | 元のURLで戻す候補。理由不明なら保留。 | 本文・公開履歴・非公開の理由。内容責任者とWeb管理担当が確認。 |
| 同じ問いの回答を、別URLへ永久に移した。 | 旧新のURLを対応させ、永続転送を依頼。 | 旧新本文と移転の記録。内容責任者と転送管理担当が確認。 |
| 意図して削除し、同じ回答の代わりはない。 | 404、永久に消えた場合の410などを選ぶ。 | 終了の判断と代替の有無。内容責任者とWeb管理担当が確認。 |
「同じ回答へ」は、本文を読んで判断する
「入稿前に何を揃えるか」を知りたい人を、会社紹介へ転送しても疑問は解決しません。移転先に同じ準備の説明があり、今も正しい内容かを読んで比べます。転送先が200を返すだけでは、回答が引き継がれた証拠になりません。
例えば /old-order-guide/ の準備説明を /guides/order-prep/ へ永久に移した場合は、内容の対応を確かめたうえで301や308などの永続転送を検討します。具体的な設定方法は、使うWordPressやサーバーに合う管理担当へ依頼します。出典:Google:リダイレクトと検索
終了した案内に代わりがない場合の404は、自然な状態です。404をすべてホームへ転送したり、空のページを作って200だけ返したりする対応は避けます。410も順位を上げる万能な設定ではありません。出典:Search Console:404エラーとサイトの対応
- リンク元:どこから開いたか。
- 読みたかった内容:来た人が欲しかった答え。
- 元資料:本文、公開履歴、削除や非公開の理由。
- 担当:内容を判断する人と、設定を変更する人。
03
HTTPの応答を調べるには?Networkで本文の要求を選びます
Chromeの開発者ツールでNetworkを開き、対象URLを再読み込みします。本文のDocument要求を選び、Request URLとStatus Codeを確認します。

図の関係と条件を、テキストでも確認する
本文の要求を選び、URL・応答・内容を見る
開発者ツールを開いてから対象URLを再読み込み。
本文の要求を選ぶ。写真・faviconの要求は別。
HeadersのRequest URLとStatus Codeを記録。
目的の回答が読めるか照合。転送元と最後の本文は分ける。
復元が承認された後の200は期待値。実際の測定結果ではない。
選べない・記録されない場合は「未観測」。画像の404を本文の404として記入しません。
ここからはサイト担当向けです。ブラウザの開発者ツールは、ページを開くときの通信を見る道具です。設定を変えずに、どのURLへ要求し、どの応答が返ったかを確認できます。説明はChromeを例にします。項目名は版や表示言語で変わることがあります。出典:Chrome:Networkで通信を調べる
- 対象ページを開き、ブラウザの開発者ツールを開く。
- Network(ネットワーク)を選ぶ。通信を見る画面を開いてから、対象URLを再読み込みする。
- 一覧のType(種類)がDocumentになっている本文の要求を選ぶ。
- Headers(ヘッダー)でRequest URL(要求URL)とStatus Code(応答番号)を見る。
- 表示された本文を読み、欲しかった答えがあるかも確かめる。
| 記録するもの | 見方 | 取り違えないこと |
|---|---|---|
| 本文の要求URL | Request URLを記録する。 | 見た目のアドレスだけでなく、選んだ本文要求のURLを見る。 |
| 本文の応答番号 | Status Codeを見る。 | faviconや写真の404を、ページ本文の404と混ぜない。 |
| 読める内容 | 画面と本文を照合する。 | 200でも目的の説明がなく、エラー内容だけなら追加確認する。 |
転送があるなら、入口と最後のページを分ける
入力した古いURLから別ページへ移る場合は、古いURLの転送応答と、最後に着いた本文の要求を別々に記録します。最後が200でも、途中で何度も転送していないか、同じURLを行き来していないかを管理担当に確認します。
04
404ページに何を載せる?探し直せる3つの行き先を用意します
何が起きたかを短く伝え、ホーム・サービス一覧・案内一覧など、実際に開ける候補を置きます。来た人が自分で探し直せる案内にします。

図の関係と条件を、テキストでも確認する
探し直せる3つの行き先
URLが変わったか、公開が終わった可能性。原因は決めつけない。
会社の全体から探し直す。
頼める印刷サービスを探す。
発注やデータ準備の説明を探す。
来た人がリンクを選びます。全員を自動でホームへ転送しません。実在する行き先に置き換え、内容まで確認します。
「ページが見つかりません。URLが変わったか、公開が終わった可能性があります」。これくらい短い説明でも、次に進める道があれば役立ちます。原因がまだ分からないのに、「削除しました」「移転しました」と断定しないことが大切です。
| リンク | 何を探せるか | 載せる前の確認 |
|---|---|---|
| ホーム / | 会社の全体から探し直す。 | ホームが開き、主要な案内へ進めるか。 |
| サービス一覧 /services/ | 頼める印刷サービスを探す。 | 現在提供している内容が読めるか。 |
| 案内一覧 /articles/ | 発注やデータ準備の説明を探す。 | 一覧が開き、必要な説明への道があるか。 |
準備ガイドを探していた人には、案内一覧が近い候補です。ただし、この3リンクは自社にも同じURLがあるという意味ではありません。自社の実在する行き先へ置き換え、押した後の内容まで確認します。
そのまま読める、案内HTMLの見本
次の見本は、案内文と3リンクを持つ小さなページです。HTMLはページの内容を書いたファイルです。このコードだけでは、HTTPの応答404は設定できません。応答を返す方法は次の章で分けて説明します。
学習用 404.html:コードを読む
<!doctype html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
<title>ページが見つかりません</title>
<style>
body { margin:0; color:#17212d; background:#f4f7fb;
font:18px/1.8 system-ui,sans-serif; }
main { max-width:680px; margin:48px auto; padding:32px;
background:#fff; border-radius:20px; }
h1 { font-size:clamp(28px,5vw,40px); line-height:1.4; }
nav { display:grid; gap:12px; margin-top:28px; }
a { display:block; padding:14px 18px; color:#085b91;
border:1px solid #b8cddd; border-radius:10px; }
a:focus-visible { outline:3px solid #085b91; outline-offset:3px; }
@media(max-width:720px) {
main { margin:20px 12px; padding:24px; }
}
</style>
</head>
<body>
<main>
<p>架空の印刷会社の案内</p>
<h1>ページが見つかりません</h1>
<p>URLが変わったか、公開が終わった可能性があります。
次のページから、必要な案内を探し直せます。</p>
<nav aria-label="探し直す案内">
<a href="/">ホームへ</a>
<a href="/services/">サービス一覧へ</a>
<a href="/articles/">案内一覧へ</a>
</nav>
</main>
</body>
</html>
リンクには「ホームへ」「サービス一覧へ」と行き先を書きます。文字は小さく詰めず、キーボードで選んだリンクも見えるようにします。スマートフォンでは、3リンクを縦に並べれば選びやすくなります。
05
404ページの作り方。見た目の練習と、本番の設定を分けます
404.htmlを直接開くと見た目を確認できます。HTTPの404は、手元の学習用サーバーで確かめます。本番への設定は、現在のテーマや配信環境に合わせて管理担当が行います。

図の関係と条件を、テキストでも確認する
見た目の練習・HTTPの学習・本番を分ける
本文のコード例から、404.htmlとserver.pyの2ファイルを用意。
案内文とリンクの並びを見る。HTTPの応答を測定したことにはならない。
/missing-guide/ は404、/・/services/・/articles/ は200という実装上の期待値。
現在のCMS・テーマ・許可されたサーバー設定、バックアップ、戻し方を確認。
学習用コードをそのまま本番へ貼りません。実際の観測結果と環境ごとの設定は別に確認します。
1.保存したHTMLで、見た目を見る
手元のテキストエディターで学習用の空のフォルダーを作り、第4章のHTMLのコード全体を404.htmlという名前でUTF-8のファイルにします。この章のserver.pyのコードも同じフォルダーへ保存します。404.htmlをブラウザで開くと、案内文と3リンクの並びを確かめられます。この2ファイルは学習用で、本番サイトのファイルを変更するものではありません。
2.手元のサーバーで、HTTPの応答を確かめる
Python 3を利用できる人向けの学習手順です。ターミナルで、先ほど404.htmlとserver.pyを保存した学習用フォルダーへ移り、次の1行を実行します。Pythonやターミナルが分からない場合は、無理に本番の設定を触らず、社内の技術担当と一緒に行ってください。
学習用フォルダー内で実行:コードを読む
python3 server.pyブラウザで http://127.0.0.1:8768/missing-guide/ を開きます。127.0.0.1は自分の端末を表すアドレスです。第3章と同じようにNetworkで本文の要求を選び、案内の内容と404を確認します。次に案内の3リンクを押し、別の学習ページへ進めるか確かめます。
| 開くもの | 何を確認するか | 期待する応答 |
|---|---|---|
| 404.htmlを直接開く | 案内の見た目。HTTPの確認ではない。 | HTTPの結果なし。 |
| /missing-guide/ | 存在しないURLに案内が出る。 | 404 |
| / | 架空のホームへ進む。 | 200 |
| /services/ | 架空のサービス一覧へ進む。 | 200 |
| /articles/ | 架空の案内一覧へ進む。 | 200 |
止めるときは、自分が開始したターミナルでCtrl+Cを押します。ポート8768が使用中というエラーが出たら、他のアプリやプロセスを止めないでください。技術担当へ相談するか、自分の学習用の場所を調整します。
学習用 server.py:コードを読む
from http.server import BaseHTTPRequestHandler, HTTPServer
from pathlib import Path
from urllib.parse import urlsplit
HERE = Path(__file__).resolve().parent
PAGES = {
"/": "架空のホーム",
"/services/": "架空のサービス一覧",
"/articles/": "架空の案内一覧",
}
class Handler(BaseHTTPRequestHandler):
def do_GET(self):
path = urlsplit(self.path).path
if path in PAGES:
title = PAGES[path]
body = (
'<!doctype html><html lang="ja"><meta charset="utf-8">'
'<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1">'
f'<title>{title}</title><h1>{title}</h1>'
'<p>手元の学習用ページです。自社の本番サイトではありません。</p>'
'<p><a href="/missing-guide/">存在しないURLの案内を確認する</a></p>'
).encode("utf-8")
status = 200
else:
body = (HERE / "404.html").read_bytes()
status = 404
self.send_response(status)
self.send_header("Content-Type", "text/html; charset=utf-8")
self.send_header("Content-Length", str(len(body)))
self.end_headers()
self.wfile.write(body)
if __name__ == "__main__":
server = HTTPServer(("127.0.0.1", 8768), Handler)
print("http://127.0.0.1:8768/missing-guide/ を開いてください。")
print("この自分のサーバーを止めるには、ここで Ctrl+C を押します。")
try:
server.serve_forever()
except KeyboardInterrupt:
pass
finally:
server.server_close()
3.本番では、現在の環境に合う場所を確認する
| 環境 | 管理担当が確認すること | そのまま適用しないこと |
|---|---|---|
| WordPressのブロックテーマ | テーマの404.htmlと、テンプレートの優先順を確認する。 | 学習用のHTMLを、どのテーマにも同じ方法で置かない。 |
| その他のテーマ・CMS・サイト制作サービス | 現在の404案内機能と、配信している応答を確認する。 | テーマの種類や編集権限を調べずにファイルを置き換えない。 |
| Apacheの設定を変更できる環境 | ErrorDocumentを使える範囲と権限、現在の設定、戻し方を確認する。 | Apache以外のサーバーや、許可されない設定場所へ書かない。 |
ブロックテーマでは、404テンプレートが見つからないときにindexテンプレートへ進む優先順があります。サイト内検索のテンプレートとは別です。実際の応答も確認し、「見た目が出たから設定完了」としないでください。出典:WordPress:テンプレートの優先順
Apacheで、設定権限と環境を確認した場合の例:コードを読む
ErrorDocument 404 /404.htmlApacheの例は、サイト内の案内を指定する方法です。外部の https:// などのURLを指定する場合は、案内ファイルへ内部的に渡す場合と挙動が異なります。動的な処理でも元の応答を適切に返せるか確認が必要です。現在の環境で使える方法を管理担当が選び、学習コードを万能な設定として貼り付けないでください。出典:Apache:カスタムエラーページ
本番を変える前には、元の本文・テンプレート・設定と、復旧用のバックアップを確認します。WordPressはデータベースとファイルの両方が関わります。保存した場所、戻す担当、正常なURLでの確認方法まで決めてから変更します。出典:WordPress:バックアップ
06
直した後は3種類のURLを確認。今日の1ページを担当へ渡します
直した対象、普通に開けるページ、存在しないURLを分けて確認します。案内先のリンクも開き、ページ本文への要求の応答と読める内容を照合します。実際に見た結果と日時を、変更前の資料と一緒に担当へ伝えます。

図の関係と条件を、テキストでも確認する
1 URLの確認票を、担当へ渡す
公開を止めた理由、現在も載せてよい条件を内容責任者へ。
復元方法、バックアップと戻す担当をWeb管理担当へ。
10月20日は架空の担当確認予定。実装日・完了日は未定。
復元が承認された場合の期待値。結果は未観測。
変更で壊れていないか確認。結果は未観測。
案内先もそれぞれ開く。結果は未観測。
実際のURL・本文・応答・日時を記録。変更の拡大を止める。
予定を決めることと、実際に修復・確認を終えることは別です。予定・期待する応答・実際の結果を分けます。
通し例の準備ガイドでは、営業責任者が公開してよい内容かを確認し、Web管理担当が復元方法と戻し方を確認します。承認して元のURLへ戻した場合の期待値は、次のとおりです。まだ変更や測定をした結果ではありません。
| 種類 | 確かめる内容 | 期待値と結果の書き方 |
|---|---|---|
| 対象 /guides/data-prep/ | 同じ入稿前準備の回答が読める。 | 期待:200。実際の本文・応答・日時は未観測。 |
| 正常 /services/ | 今まで読めたサービスの説明が読める。 | 期待:200。変更の影響がないか実測する。 |
| ない /missing-guide/ | ないことを知らせ、案内先を選べる。 | 期待:404。本文の要求と案内文を照合する。 |
| 案内先の3リンク | ホーム・サービス一覧・案内一覧が開く。 | 行き先のURL・応答・本文を、それぞれ記録する。 |
対象の1ページだけ直ったように見えても、他の正常ページが壊れていたら完了とはいえません。案内文のリンクが古いままでも、来た人はまた迷います。本文の要求、読める内容、行き先まで一緒に確認します。
| 役割 | 確かめること | 残すもの |
|---|---|---|
| Web兼務担当 | 開けないURL、入口、読者の疑問、画面と応答を集める。 | 1 URLの確認票と元資料の場所。 |
| 内容責任者 | 公開を止めた理由、現在も載せてよい内容、同じ回答の代替。 | 掲載・復元・移転などの判断と保留条件。 |
| Web管理担当 | 現在のCMS・テーマ・サーバー、変更方法、バックアップと戻し方。 | 変更前原本、設定箇所、変更と復旧の記録。 |
| 変更後の確認担当 | 対象・正常・ないURL、案内先の内容と応答を照合する。 | 実際のURL、結果、日時。不良は管理担当へ戻す。 |
リンクの誤記ならリンク元を直す。復元なら掲載理由を確認する。移転なら旧新の回答を比べる。代わりがない削除なら、404などと探し直せる案内を用意する。対応が違っても、来た人の疑問を置き去りにしないという基準は同じです。
今日の一歩:困っている1 URLを選ぶ
「全部の404を一度に直す」から始めなくても大丈夫です。必要な案内に届かないURLを一つ選び、どこから来たか、何を読みたかったか、元の本文と公開理由が分かるかを書きます。理由が不明なら保留したまま、次に判断する人へ渡してください。
具体例:準備ガイドの対処を決める8項目
以下は、印刷発注前の準備ガイドが開かない場面を整理した架空例です。元の下書きはありますが、非公開の理由は不明なので復元は保留です。資料があること、公開してよいこと、変更後に正しく開くことを分けて読みます。
準備ガイドの資料・対処・確認結果を、8項目で読む
印刷発注前のデータ準備ガイド(架空)
- 1 見つからないURLと入口
- /guides/data-prep/。自社の発注案内ページに残るリンクから。
- 2 読みたかった内容
- 入稿前に何を揃えればよいか。元の準備ガイドと同じ回答が必要。
- 3 画面と応答
- 架空の設定:画面は「ページが見つかりません」、本文要求は404。自社の実測ではない。
- 4 元資料と公開の理由
- 元の下書きと更新前の公開記録あり。公開を止めた理由と現在の掲載条件は未確認。
- 5 直し方と保留条件
- 元のURLで復元する候補。内容責任者が掲載理由を確認するまで、公開・転送の変更は保留。
- 6 案内先と変更場所
- 案内先はホーム・サービス一覧・案内一覧の候補。各リンクの実応答と、現在のテーマ/配信設定は未確認。
- 7 担当と戻し方
- 営業責任者が内容を判断しWeb管理担当が設定を確認。変更前本文・設定・復旧用バックアップの確認は未実施。
- 8 確認日と結果
- 担当確認予定は2026年10月20日(架空)。変更後の対象200/正常200/ないURL404と案内先は期待値。結果は未観測。
404の対応で迷いやすい疑問
見ている側が404になったら、何をすればよい?
URLの綴りを見直し、ホームや案内一覧から探します。必要な説明が見つからなければ、開けなかったURLと読みたいことをサイト担当へ伝えます。自分でサーバー設定を変える必要はありません。
404エラーがあるだけで、検索順位は下がる?
本当に存在しないページが404を返すのは自然です。必要な内容へ届かないリンクは直しますが、404の件数だけで順位の低下や改善を断定できません。200も検索への登録や順位を保証しません。
画面は見つかりませんなのに、200です。直すべき?
ないページにエラー内容だけを200で返すなら、soft 404の候補です。本文の要求と内容を確かめ、管理担当と適切な応答を検討します。Googleの実際の分類は、ブラウザの応答とは別に確認します。
WordPressのページが一斉に404になりました。同じ手順で直せる?
1ページの誤記と、全体が開かない状態は分けます。変更履歴、テーマや配信環境、正常だったURLの応答を管理担当へ渡してください。設定の全保存や一括変更を万能な処置として行わず、変更前原本と復旧方法を確認して対応します。
すべての404をホームへ転送すればよい?
いいえ。来た人の疑問に答えるページがあるかを確かめます。同じ回答の移転先があるなら対応付けた転送を検討し、代わりがなければ404などと探し直せる案内を残します。
404と410は、どちらを使う?
404は見つからないこと、410は永久に消えたことを示します。内容の終了や代替の有無と、現在の配信環境を管理担当が確認して選びます。Google向けの順位対策として、すべてを410にするものではありません。
サイト内検索が0件なら、404を返す?
検索画面自体が存在し、該当結果が0件という状態は、存在しないURLへの要求とは別です。使っている検索機能と応答を確認し、0件という理由だけで404設定を決めないでください。
404.htmlを開けたら、404の設定は完了?
直接開いたHTMLは見た目の確認です。手元の学習用サーバーでHTTPの応答を確認しても、本番の設定まで済んだことにはなりません。本番は管理担当が現在の環境で適用し、対象・正常・ないURLと案内先を確認します。
まとめ:404は、元の内容と公開理由から直し方を選ぶ
リンクの誤記ならリンク元を直す。意図せず消えたなら掲載条件を確認して復元を検討する。同じ回答を永久に移したなら対応するページへ転送する。代わりがないなら、404などと探し直せる案内を用意します。元の本文が残っていても、公開を止めた理由が分からない間は、復元や転送を保留してください。
画面に「見つかりません」と出ることと、HTTPの404が返ることは別です。Networkでページ本文のDocument要求を選び、URL・応答番号・読める内容を確かめます。変更後は対象のページ、今まで正常だったページ、存在しないURLを分け、案内先のリンクも開きます。200や404という番号だけで、説明の正しさや検索成果まで判断しません。
出典と、このガイドの前提
原稿・一次情報確認:2026年10月12日。編集:DREEXY。会社・人物・ページ・資料・日付は説明用の架空例です。学習用の応答と期待値は、実サイトの修復・公開・検索成果を示しません。
- MDN:404 Not FoundHTTP 404の意味と、404だけでは恒久的な削除を表さない点。 410の意味と区別し、サイトごとの原因を断定しません。 確認日:2026年10月12日
- Google:HTTPステータスコードとネットワークエラー200、4xx、soft 404の取り扱い。 200は索引登録や順位を保証せず、Googleの実際の分類は別に確認します。 確認日:2026年10月12日
- Search Console:404エラーとサイトの対応存在しないページ、移転先、代替のない削除への対応。 必要な内容とリンクを確認するための一般的な説明です。特定の報告画面の消去期限を約束しません。 確認日:2026年10月12日
- Google:リダイレクトと検索永続転送と一時的な転送の区別。 同じ回答を移した場合の判断に使います。現在の環境の設定方法は管理担当が確認します。 確認日:2026年10月12日
- WordPress:テンプレートの優先順ブロックテーマの404・検索テンプレートと優先順。 すべてのテーマやサイト制作サービスに同じファイル配置を当てはめません。 確認日:2026年10月12日
- Chrome:Networkで通信を調べる通信の記録、本文の要求、URLと応答番号の確認。 項目名や表示はブラウザの版・言語で変わることがあります。 確認日:2026年10月12日
- Apache:カスタムエラーページErrorDocumentの指定と、サイト内・外部URLの違い。 Apacheを使い、設定する場所と権限が認められる環境向けです。 確認日:2026年10月12日
- WordPress:バックアップデータベースとファイルのバックアップ。 実際の保存先、復旧方法、担当を変更前に確認します。 確認日:2026年10月12日
仕事の流れから、顧客との接点まで。
一体で見直す、最初の一歩を。


