研修の効果はどう確かめる?感想・できた仕事・現場で使えたかを分ける【印刷支援会社の例】 架空の予定/実際の確認は未実施 1. 研修で身につけたい仕事と目的 架空の印刷支援会社「原印刷」で、対象の図面と相談票の版が同じか見比べ、版が分からなければ主任へ相談する仕事を確認する計画。版は、どの時点の図面かを示す番号など。古い資料や不明な版を推測で選ばないため。 2. 感想と参加の記録 研修への感想、受講人数、資料を読んだ時間を別々に集める予定。「役立った」という感想だけで、仕事を実行できた結果にはしない。実際の感想と参加の記録は未確認。 3. 別の教材での確認:図面と相談票が一致する 練習と別の確認用図面(図面番号R6・版V2)と、その図面番号・版が一致する相談票を使う架空例。参照一覧は使ってよい条件で、解き方の助言なしに同じと判断した箇所と理由を示す確認を計画する。R6とV2は資料を見比べるための図面番号と版で、作業名の略号ではない。実際の確認は未実施。 4. 別の教材での確認:図面の版が分からない 版表示のない確認用図面(図面番号R7)を使う架空例。参照一覧は使ってよい条件で、版を推測せず、分からない箇所と主任へ相談する理由を示す確認を計画する。実際の確認は未実施。 5. 本人の判断と、助言を分ける記録 本人が見た資料、判断と理由、助言の有無を分けて記録する予定。担当が答えを教えた後で合った場合は助言ありと残し、助言なしで判断できた人数には含めない。資料参照と、人による解き方の助言は分ける。実際の確認は未実施。 6. 人数を数える見本(実績ではない) 5人のうち4人が、通常の条件と版が分からない条件の両方で助言なしに対応を選べたとした場合、4÷5=80%という架空の計算例。分母は人の数5人、分子は二つとも判断できた人の数4人。実際の研修結果や全業務の成功率ではない。実際の人数は未測定。 7. 現場で使った場面と、使える資料・相談先 責任者が、実務で対象の図面を確認する場面、職場のパソコンなどから参照一覧を開けるか、主任へ相談できるかを確かめる予定。実務でその作業をしていない場合、現場での使用は未確認と残す。失敗していないだけで使用済みにしない。 8. 仕事の結果を見る期間・対象と、他の変化 追加の問い合わせが減ったように見える場合も、対象の案件と期間をそろえ、案件数、資料の様式、担当の支援が変わっていないか確認する予定。前後の差だけで研修が原因と断定しない。実際の原記録と業務結果は未測定。 9. 確かめた条件に合わせて次の支援を決める 教材で版を推測する条件には、版が分からない教材での練習を検討する。職場のパソコンなどから一覧を開けない条件には、資料の入口(一覧を置いたフォルダや社内ページのリンク)を確認する。作業の機会がない場合は使用未確認と残す。実際の原因は未確認で、責任者・育成担当者・本人が条件を確かめて支援を選ぶ予定。 10. 次に確かめる教材・担当と日時 同じ答えの暗記を確認するだけにせず、練習と別の図面の条件で判断と理由、助言の有無を確かめる予定。担当者と次の確認日は未定。元の教材での確認、現場での使用、業務結果をそれぞれ未実施・未確認・未測定のまま区別する。